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基本理念

 安易に大学の名のみに頼った無責任な家庭教師たち、および個人の学力の現状を無視した予備校の授業の現状に憤慨し、入試のテクニックの真髄を示すために、大学受験塾『栄光会』を設立いたしました。

 

 当塾は、難関国公立大および一流私立大を目指している高2の諸君を対象とし、自らが学んできた高校、予備校のカリキュラムならびに学習方針を分析研究し、出身校独自の教科書、夥しい量の入試問題、手に入る限りの参考書・問題集から吟味し精選された良問の徹底的な解説と定期的な復習試験からなる授業を、20人前後の少人数クラスにおいて行います。また、頻繁な個人面接を組み込み、さらに全カリキュラム終了後も緻密な学習計画を一人一人に指示することにより、学力水準に応じた個人指導を徹底させます。

 

 高校2年のこの時期より、我々の指導に従い本格的な受験勉強を開始すれば、今現在どのような学力水準にあろうとも来たる大学受験には必ず、上記の一流大学に合格することを請け負います

 

 努力は大切ですが、間違った方向への努力は何の効果も生みません。受験科目全般のアドバイザー、受験生活のプロデューサーとして、考えられる限り最も効果的な1年を我々は約束します。決してオーバーワークは課しません。

 

栄光会スタッフ一同

栄光会はこれからも

対面での集団授業・個人指導に注力していきます。

 新型コロナウィルス感染症に伴い、仕事や教育などの社会活動のリモート化はより多くの人に受け入れられるようになりました。これにより、オンライン型の教育サービスを提供する塾や予備校が一気に増えたように思われます。

 

 教育を事業として行う私たちの視点から見ると、一見オンライン型の教育サービスは大変魅力的なものに映ります。というのも、オンライン上で指導するとなれば、莫大なコストである校舎の賃貸料も人件費も非常に安く抑えることができるからです。

 

 しかし、従来の対面での指導と同等もしくはそれ以上の学習効果を生徒に与えることができるかについて、私たちはとても懐疑的です。授業について言えば、対面授業では「逃げ場がない」ことやその場の空気感・臨場感によって集中力が高まりますが、授業動画の視聴でそれと同等の集中力を実現するのは多くの人には難しいのではないでしょうか。加えて、集中力はその場にいる他人の存在によって上昇することも研究で分かっています。個人指導について言えば、オンライン上の一対一のコミュニケーションにおいては音声が途切れたり相手に音声が届くまでにタイムラグが発生したりする為、対面での個人指導と異なり、どうしてもそのコミュニケーションを最小限に留めようとする生徒側の動機は強くなると考えられます。最後に、ICTを活用した教育についても、例えばデジタル教材よりも紙媒体で読んだ場合の方が優位な文章理解が実現できることを示す研究がいくつか存在し、伝統的な指導法と同等どころかむしろ学習の質が下がる可能性が示唆されています。

 

 もちろん、これらの形態を一様に否定することはできません。合う合わないは最終的には個人差に依るでしょう。また栄光会においても、例えば生徒がやむを得ない事由で授業を欠席せざるを得なくなった場合には次回授業時にスムーズに巻き返しをはかれるよう授業動画を視聴してもらうなど、オンライン上での指導を補助として活用しています。

 

 しかし、私たちは単に「先進的だから」、「生徒にとっては楽でウケがいいから」と安易にこれらの形態を活用するのは無責任だと考えています。そして、私たちがこれまで対象としてきたような生徒たちの多くにとっては、やはり今私たちが提供する対面での指導が最も効果的だろうというのが、現時点での私たちの取る立場です。

 

 どこにも負けない情熱を持ち、それが生徒へ直に伝わっていくことで生徒のやる気を引き出す―私たちはこれからも、そういった対面での指導に注力してまいります。

 

栄光会スタッフ一同

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